
- 2020年入社 /
4℃ジュエリー商品課 / MD - T・A
- どんな商品をどう売るのかトレンドを読み取り戦略を練る
2012年入社 /
4℃ジュエリー営業企画課 / 課長 MD /
I・T
学生時代に心理学を学んでおり、就職活動では「人の感情やコミュニケーションに重きを置いた仕事」を軸に検討しました。とくに興味を持ったのはジュエリー業界。モノを介してお客様と長く関われる点に惹かれました。
最終的に当社を選んだのは、当時の4℃のキャッチコピーに共感したことが大きいです。そのキャッチコピーとは「薬指がしわくちゃになるまで」。歳を重ねても大切にされるモノづくりが表現された言葉だと感じました。
現在は4℃のMDを担当しています。営業企画課はとくに4℃に関する数値管理がメインの役割です。売上、荒利、仕入れ、在庫などの数字を管理し、予算の作成にも携わります。また、売上が芳しくなければ、要因を分析して課題を見つけ、解決のための施策を立案・実施していきます。
例えば、ギフト商品の売上が減少しているようなら、お客様の購入の後押しになるようなフェアを実施したり、トレンドを踏まえた新商品の開発につなげたりしていきます。
仕事をする上で常に意識しているのは、「お客様がどう思うか」ということです。ジュエリーは日用品と違い、購買時の優先順位として情緒的価値が高くなる傾向があります。
つまり、「誰かに喜んでもらいたい」「気持ちを伝えたい」「自分へのご褒美に」といった想いが、購買の背景にあるわけです。MDとして売上目標達成のための戦略を考える際も、商品の仕様だけに着目するのではなく、そういった想いを大切にするようにしています。
印象に残っているのは、ペアリングの開発を担当したときのことです。若い人の好みや売れている商品、「男性は女性の意見に同調する傾向がある」といった定性的なところも考慮し、従来とは少し異なるペアリングを提案しました。従来の実績から売上が読みにくい商品でしたが、上司には「ここまで考えたのだからやってみよう」と言ってもらい、実施することに。
結果的に、そのペアリングは10年経った今でもベストセラー商品となっています。
営業企画課の仕事は、何をするにしても数値的な根拠が求められるため、論理的思考が身に付きます。
数値の分析結果によってブランドの方向性も変わるため、ブランド成長の基軸となっている誇りも感じられる仕事です。また、クリスマスシーズンは今でもヘルプとして店舗に立っていますが、楽しそうに商品を選ぶお客様の様子を見ていると、改めて自分たちの仕事が人々の喜びにつながるものであることがわかり、やりがいを実感できます。
今後の目標は、4℃をお客様の第一想起ブランドにすることです。「ジュエリーブランドといえば」という問いに対し、一番最初に思い起こされるブランドが4℃でありたい。最初に思い起こしてもらえるということは、好意的に捉えてもらっている証です。第一想起ブランドになるには、お客様のインサイトを的確に捉えることが重要です。
そのためにも、今後はより一層マーケティングに力を入れ、商品開発や販促施策につなげていきたいと思います。
Other Interview
その他のインタビュー