CSR 2015年の活動報告

2015年7月17日から8月16日、また2016年2月5日から2月14日までの期間で、「4℃」「EAU DOUCE4℃」「canal4℃」「Luria4℃」の4ブランドでチャリティフェアを開催いたしました。フェア期間中、全商品の売上の一部を、深刻な水問題に直面するスリランカの水供給を改善する活動に寄付いたしました。ご賛同いただいた皆様に深く感謝を申し上げます。 [プロジェクト内容] スリランカの北部州バブニヤ県は乾燥地帯といわれるドライゾーンに位置し、毎年乾期になると井戸が干上がり、住民は遠く離れた場所に水を汲みにいかねばなりません。また、この地域の地下水は身体への深刻な問題を与える不純物が溶け込んでおり、長期的に飲用することで健康への影響が懸念されています。
人々は水の確保や水質による健康被害などで多くの問題を抱えていました。そこで本プロジェクトでは雨水を安全に使用するため、技術的に適した8000ℓの雨水貯水タンクを14基設置いたしました。

最も深刻な乾期の時期に安全な飲料水を手に入れることができ、水汲みの重労働を担う女性にとって大きな喜びとなりました。各家庭への貯留タンクの設置は、女性や子供たちの労働削減と、居住区内の衛生環境の向上により、水や衛生に起因する病気の予防につながっています。 また、雨水貯留タンクに関する知識・貯留タンクの利用方法、維持管理の仕方、水供給や衛生に関する研修を行いました。今回のプロジェクトにより、各世帯の水と衛生に関する問題の解決につながりました。

実施地 : スリランカ (バブニヤ県)

実施団体 : Lanka Rain Water Harvesting Forum (LRWHF)

スリランカ (バブニヤ県)
スリランカについて
  • 面積65,607平方キロメートル

  • 人口約2,067万人(2014年)

  • 首都スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ

  • 民族シンハラ人(72.9%)
    タミル人(18.0%)
    スリランカ・ムーア人(8.0%)
    ※一部地域を除く(2014年)

  • 言語シンハラ語、タミル語、英語