CSR 2010年の活動報告

2010年6月4日から7月1日までの期間、全国の4℃、「EAU DOUCE(オデュース)4℃」、 「canal(カナル)4℃」にて上村愛子さんをスペシャルサポーターに迎え「LOVE AQUA FAIR(ラブアクアフェア)」を開催、そして、2011年1月28日から2月13日までの期間、「Love Charity Fair(ラブチャリティーフェア)」を開催いたしました。
フェア期間中、全商品の売上の一部を、深刻な水問題に直面するスリランカの水供給を改善する活動に寄付いたしました。
ご賛同いただいた皆様に深く感謝を申し上げます。 [プロジェクト内容] スリランカ中部に位置するマディワカ村は丘陵地帯にあり、乾季になると川の水などがなくなるため、谷底の井戸から丘の上にある村まで水を運ばなければいけません。
水を運ぶのは、女性と子どもの仕事で、陶製の水がめを抱えて丘を登るのは大変な重労働であり、さらに、水を運ぶ途中には野生動物が生息し、大変危険な状況となっていました。
そこで、谷底の井戸を改良し、丘の中腹にあるマディワカ村に電気で送水するためのパイプラインと水貯留タンクの設置、各世帯へのパイプライン接続を行うプロジェクトを実施。
また、パイプラインが完成した後の維持管理・水の利用方法に関するレクチャーを行いました。

今回のプロジェクトにより、各世帯まで安定的に水供給を行えるようになったことで女性や子どもの水汲み労働を削減でき、常に清潔で安全な水が手に入るようになりました。
そして、水汲み労働の削減により確保された時間は、児童・生徒の学習のための時間として有効に活用されています。
プロジェクトに村人たちが積極的に取り組んだことにより、安全な水を手に入れることの大切さを実感し、パイプラインの完成が村人たちの大きな喜びにつながっています。

実施地 : スリランカ(マディワカ村)

実施団体 : Nations Builders Association・マディワカ村女性組合

スリランカについて
  • 面積65,607平方キロメートル

  • 人口約2,067万人(2014年)

  • 首都スリ・ジャヤワルダナプラ・コッテ

  • 民族シンハラ人(72.9%)
    タミル人(18.0%)
    スリランカ・ムーア人(8.0%)
    ※一部地域を除く(2014年)

  • 言語シンハラ語、タミル語、英語