CSR 2009年の活動報告

2009年6月5日から6月30日の期間、全国の4℃、「EAU DOUCE(オデュース)4℃」、「canal(カナル)4℃」にて開催した「LOVE AQUA FAIR(ラブアクアフェア)」および、2009年11月27日から12月13日までの期間「LOVE SNOW FAIR(ラブスノーフェア)」を開催いたしました。 フェア期間中、チャリティージュエリーを個数限定にて販売し、売上金の一部をアクアプログラムを通して、深刻な水問題に直面する「キリバス共和国」の水供給に関する活動へ寄付いたしました。 [プロジェクト内容] キリバス共和国では、飲み水を得るために女性が遠くまで水を汲みに行かなければならない窮状にあるため、多くの人が集まる集会所に約3,000リットルの雨水貯留タンクを各2基、合計6基を設置。
また、雨水貯留タンクに関する知識・貯留タンクの利用方法、維持管理の仕方、水供給や衛生に関する研修を行いました。
今回の活動を通して、この地域に住む人々が安全な飲料水を手に入れることができ、水汲みの重労働を担う女性にとって大きな喜びとなりました。

各家庭への貯留タンクの設置は、女性や子供たちの労働削減と、居住区内の衛生環境の向上により、水や衛生に起因する病気の予防につながっています。
そして、住民たちに対して雨水貯留タンクの利用・維持管理に関するトレーニングを行いました。
その内容は今後の継続的な雨水の利用に活用されていきます。
今回のプロジェクトにより、居住区内36世帯142名の水と衛生に関する問題の解決につながりました。
水汲みによる重労働の軽減と、生活に必要な水を常に確保できるようになったことは住民たちにとって大きな喜びにつながっています。

実施地 : キリバス共和国(バイリキ村・ベシオ村の各コミュニティ集会所)

実施団体 : 南太平洋キリバス財団 [Foundation of Peoples of the South Pacific Kiribati(FSPK)]

キリバス共和国について
  • 面積730平方キロメートル

  • 人口92,428人(2005年)

  • 首都タラワ

  • 民族ミクロネシア系(98%)の他
    若干のポリネシア系及び欧州人が居住

  • 言語キリバス語及び英語が公用語

キリバス共和国は地球温暖化による海面上昇、淡水資源の供給が不安定など深刻な水問題に直面している。