CSR 2019年の活動報告

2019年8月9日から9月8日までの期間、「4℃」でチャリティフェアを開催いたしました。フェア期間中、全商品の売上の一部を、深刻な水問題に直面するバングラデシュの水供給を改善する活動に寄付いたしました。ご賛同いただいた皆様に深く感謝を申し上げます。 [プロジェクト内容] バングラデシュの南西に位置するモレルガンジ郡は地域には行政による水道サービスがなく、整備される見込みもありません。 安定した水源に乏しいため、人々は汚染された池や井戸の水を利用していますが、いずれも水質が良好ではなく、特に飲み水の確保が困難な状況です。
そこで本プロジェクトでは雨水を安全に使用するため、2017年から雨水貯留タンクの設置に取り組んでいます。3年目となる2019年は50世帯に2基ずつ、合計100基の設置を進めています。
後期は、雨水貯留タンクの設置完了と、利用や維持管理に関する知識と技術の定着活動をプロジェクトは完了いたしました。

今回のプロジェクトにより、安全な飲料水を手に入れることができ、水の購入にかかる費用や水に起因する病気の治療代の軽減、女性や子どもたちの水汲み労働の削減にもつながります。その結果、居住区内約220名の水を衛生に関する問題の解決につながりました。

実施地 : バングラデシュ (クルナ管区バゲルハート県モレルガンジ郡)

実施団体 : People for Rainwater Bangladesh(PR-Bangladesh)

バングラデシュ
バングラデシュについて
  • 面積147,000平方キロメートル

  • 人口約1億6,365万人(2018年)

  • 首都ダッカ

  • 民族ベンガル人(98%)(2016年)

  • 言語ベンガル語