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製品はただ作るだけではなく高いクオリティを保ち続ける事が重要です。4℃は日本国内のジュエリー企業では稀な自社内での品質管理を徹底しています。全品検品を可能とした4℃の心臓部ともいえる品質管理課相模原センターを取材しました。
今回取材したのは、品質管理課の菅原さん。社員、パート、アルバイト総勢90名を束ねる菅原さんに4℃が誇る品質管理の現場「相模原センター」をご案内いただきました。
はい、相模原センターは2011年に設立されました。それまでももちろん製品の検品はしていましたが、自社内に検品センターがなく、外部に委託する事があり品質不良事例が発生した事もありました。 幸いにも店舗での検品で気づけたのですが、品質不良の再発防止、品質管理強化の目的で設立されました。その後2012年にアフターサービス業務の移管を行い、お客様にお渡しする製品全ての管理体制を構築しました。
当社での検品の種類は以下の4つです。
・外観検査・・・・・・・製品に傷がないか、形状や寸法、刻印等に問題がないか目視確認 ・触診検査・・・・・・・金具は正常に動作するか、石留めに緩みがないかを触診で確認 ・品位検査・・・・・・・X線分析器で地金が品位を満たしているか確認 ・ダイヤモンド検査・・・X線分析器やダイヤモンドテスターで異物混入がないか確認
4つの検査をブライダルジュエリー、ファッションジュエリーの全品で実施しています。他社は抜き打ち検査や外注委託、またはショップスタッフに任せている事が多いと聞きます。 抜き打ち検査は同じ価値をお客様に提供できない可能性がある為、当社では全品検品をポリシーにしています。100本のうち50本検査したからといって、残りの50本も同じクオリティとは限りませんよね。 また、繁忙期は検品数が多くなりますが、どの月に購入しても同じクオリティをお届けできる事を目標にしています。
先ほどお伝えした4つの項目に違いはありませんが、それぞれ扱う製品の形状や量が異なるので、重要視するポイントが異なります。 ブライダルジュエリーは、特にデザインの検査にこだわっています。製品の傷・磨き・爪部分の仕上がり具合、また、他社では検査の対象になりづらい、着け心地については特別なこだわりを持ち熟練者が検査をしています。 ファッションジュエリーは、作業マニュアル、検品項目を整備し、このセンターで徹底的に検査ができる体制を整えています。他社では常態化している店舗検品の負担軽減にも取り組んでいます。
外観検査
納品された指輪のサイズがあっているか1本づつ目視で検査しています。
指輪の刻印に間違いがないか、製品に傷がないか、形状に間違いはないかも念入りに検査しています。
触診検査
石留めに緩みがないか、金具は正常に動作するかなど、ジュエリーの機能面を検査しています。
品位検査
X線検査器5台体制で地金の品位を満たしているか検査をしています。(例:プラチナ950と納品されたものにプラチナが95%含まれているか) 製品を製造する取引先にもX線の導入を依頼していて、センターに納品される前にも厳しい検査がされています。 丸く光っている部分に製品をセットし、X線を当てると各素材の割合がわかる仕組みになっています。
ダイヤモンド検査
ダイヤモンドテスターを使用し、ダイヤモンドに異物混入がないか検査をしています。
GLISと呼ばれる特殊な装置を使用して、人工(合成)ダイヤモンドの混入検査も実施しています。一般的には人工(合成)ダイヤモンド も「ダイヤモンド」として販売されていますが、一般の消費者様がそれをどこまで理解して購入しているかわからない為、当社では現段階では100%天然のダイヤモンドのみを「ダイヤモンド」として販売しています。
人工(合成)ダイヤモンドの可能性がある場合は、このようにダイヤモンドが光る仕組みになっています。
製品の検品作業とは異なりますが、材料となるダイヤモンドの検品作業もセンターで行なっています。
また、センターでは検品から出荷までも担当しており、ファッションジュエリーのタグ付け、ブライダルジュエリーのセッティングも全て手作業で行なっています。
ブライダルジュエリー限定のBOXにはオリジナルの刻印が施されています。
はい、アフターサービス係りは店頭でお預かりした修理品の確認と検品(その修理が適しているかどうか)を行い、修理後に更に修理が施された製品の検品も行なっています。 例えば、この写真のようにむくみでリングが抜けなくなり、リングをご自身で切断された後に修理をご依頼いただくことがあります。出来る限り元の状態に戻せるように、熟練の職人に依頼して対応しています。
繁忙期は特にですが検品数が多く、納期がタイトな時にチームで助け合っている姿や、自分の目が行き届かないところで、工夫したり自発的に行動してくれた事を知った時は嬉しいです。 地域に根ざした雇用を行っている事もあり、パート・アルバイトが定着しています。初めは1日100本しか検品できなかった人が500本できるよるになるなど、成長をみた時も嬉しいですね。
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