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内面と外見の美しさを同時に叶える、ルビーが主役のスタイリングとは

July 26, 2019

4℃のジュエリーをより輝かせるスタイリング方法を男性の観点から提案していただく連載企画。第2回目はヘアメイクアップアーティストの向井大輔さん。

サムネイル

2008年の独立後、広告・雑誌・CMなどジャンルに捉われない独自のスタイルで活躍中の向井さん。今回は上品な赤が存在感を発揮するルビーのピアスとネックレスを主役にしたヘアメイクを提案いただきました。

いつの間にか入っていた「美」の世界。今でも日々新しい発見がある

「美」に関わるお仕事はいつ頃から目指されたのですか?

17歳のときからですね。
部活も引退して暇を持て余していて、色んなFashion誌を立ち読みするのが習慣になっていました。その中でも勢いがあった東京コレクションのスナップ雑誌を見て目の前がチカっとなるような衝撃を受けました。とにかく目を見開いて食い入るように何回も見てましたね。

私の育った街にはTSUTAYA1号店があり、そのころ新しく発売されたりリニューアルされたりした雑誌が多かったので、飽きることなくずっと読んでいたんです。

そのうちに、見るだけでなく「作る」側に興味を持ち始めたんですよ。単純に、自分でこれが出来たらかっこいいだろうなと思い立った。

それがいわゆるFashionへの目覚めであり、僕がAIRMAX狩りに恐れおののいていた時期です。

ファッションから美の世界に興味を持って、最終的にヘアメイクの道に進まれたのですね。

そうなんですよね。なぜ洋服ではなくヘアメイクに興味を持ったかはわかりませんが、完全なる見切り発車というやつです(笑)。

ヘアメイクを始めた当時は「美」に関わる仕事だという意識からは程遠いところにいたと思います。恥ずかしながら、ヘアメイクを「それと知らずに初めていた」のが本当のところで。

でも、この仕事を生業にすることを本気で目指した時から、人生の師と仰げる人や色んな人達と出会い、仲間と現場を経験したことで「美」という感覚をだんだんと養うことが出来たんです。未だに昨日までの自分では知らなかった新しい「美」を見つけられるので、とても楽しい仕事ですよ。

気がついたら入っていた「美」の世界。死ぬまでにはちゃんと「何故ヘアメイクを始めたのか」という理由を話せるようにしたいな。

自分のやっていることにまっすぐで思いやりのある人に魅力を感じる

日々新しい美の発見があるということですが、向井さんが素敵だなと感じる女性はどんな方ですか?

モノトーンの洋服が似合う人。ちょっといきなりでしたかね(笑)。

仕事柄、国籍や年齢問わず綺麗で素敵な人と出会いますが、際立って素敵だと思える人は、”自分のやっていることにまっすぐで思いやりのある人”です。

そういう女性は内面が外見に現れていて、特別におしゃれに飾っていなくても、モノトーンのシンプルな洋服にさりげない一粒ジュエリーで充分キラキラして見えますよ。

お!予想通りジュエリーのお話が出たので伺いますが(笑)、向井さんは大切な相手にジュエリーを贈るとしたらどんなポイントで選びますか?

昔は、頑張ってなけなしのお金で相手が喜ぶものを選んでいました。あの頃の僕にとっては、多分それが一番正解だったんだと思います。

でも、今の僕は女性の肌の上にあるジュエリーが一番美しいとはっきり思えるので、極端な話その人が裸になってもつけていて欲しいと思えるものを選びますね。もちろん、その人に「似合いそうだな」と思うかどうかのフィルターを通してですが。

今までとは違う目線でジュエリーを選ぶって、渡したときにどんな反応をされるか分からないから恐くもある。でも、そっちの方が相手にとっても自分にとっても新しい発見が生まれると思うんです。失敗したら、それを笑いに変える努力をしたらいい。

もちろん、思惑通りその贈り物がお互いにとって何か新鮮な発見になれば「思い出に残るものをプレゼントできた」という事ですから、贈り物として最高ですよね。そんな贈り物してみたいな。

仕事場に赤いソックスを履いていくのは向井さんのこだわり。3年間続けている習慣だそうです。

ルビーの赤を主役に。ヘアメイクはナチュラルな質感を意識して

今回は、7月の誕生石であるルビーをあしらった4℃のジュエリーの「赤」に合う夏のヘアメイクを作っていただきました。ヘアメイクのポイントを教えてください。

今回は無駄なものを削ぎ落とした、本質的な女性の「美」をジュエリーに絡めて表現するスタイリングにしました。ルビーの赤を際立たせるために、メイクにはあえて赤を使用しないようにしました。

大前提として、肌とジュエリーのバランスが大事だと思うので、ベースメイクはモデル本人の素肌を生かすようにナチュラルに。夏ですし、ヘルシーな素肌感を意識しました。

目元には男性がグッとくる艶感を出して、チークには素肌が高揚してちょっと血色感があるような感じにしました。

ルビーの色が際立ちつつも、身に着ける女性の強い意思も感じられて、内面と外見の魅力が伝わるようにしています。

ナチュラルな中に強さがある、洗練された大人のスタイリングありがとうございました。

いつものスタイリングをランクアップさせてくれるテクニックを試してみて

最後に向井さんから教わった、ジュエリーを主役にしたヘアメイクのポイントをシェア。ぜひ日々のスタイリングの参考にしてみてください。

カラーストーンジュエリー

今日スタイリングしたルビーもそうですが、カラーストーンのジュエリーは小ぶりでも存在感があるので、顔周りがガチャガチャしないようにすることがポイント。ジュエリーのカラーと喧嘩しそうな色を使うことや、濃いメイクをすることは避けた方が無難です。

ただ、守りに入りたくない!という場合は、薄めのベースメイクにジュエリーと同系色のリップを使ったり、アイラインをいつもより少し際立たりしてみるのがおすすめ。

シンプルな一粒石のダイヤモンドネックレス

粒の大きさ問わず、ダイヤは存在感があるので、胸元がゴチャゴチャしない方がいいですよね。
ロングヘアーが首にかかってモサモサしようものなら大惨事。撮影だったら直しに入るシーンです。

ダイヤモンドには美しい輝きの他にも「固い絆を結ぶ」や「純真無垢」という意味があったり、パワーストーンとして見れば八面体の原石が最高だと言われていたり、厄災や困難を退けて目的を達成したいときに優れた効果を発揮する力があるといわれていたり・・・。つまり特別な石ということです。

こういった美しく強い力を持つ石を身に着ける場合、普段のままの自然体が好ましく思います。

でも、パーティーなど特別な場所に行く際は、グッとドレスアップに合わせてヘアメイクもゴージャスにすると気分もあがるのでおすすめです。

ロングチェーンの揺れるピアス

これはもうシンプルにスッキリまとめましょう!

個人的には髪を耳にかけて首と髪の隙間からチラッとピアスが見えるのが好みですが、チェーンはとにかく髪に絡みやすいので、ポニーテールにしたりお団子にしたり、顔まわりは好みで下ろしたり、色々ヘアアレンジを楽しんでください。

<この記事で紹介したアイテム>

撮影 小澤彩聖

<向井大輔さんのInstagramはこちら>

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