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金属アレルギーでもネックレスを着けるには?症状を出さないポイントを紹介

June 27, 2022

金属アレルギーのひとでも、素材や着用方法に気を付ければネックレスでのおしゃれを楽しめます。金属アレルギーになりやすい素材を避けて、上質な素材を選ぶことがポイント。本記事では、金属アレルギーが起こる理由や、症状が出やすい素材と出にくい素材の他、おすすめのネックレスを紹介していきます。

サムネイル

金属アレルギーが起こる理由

4℃のK18ネックレス

まずは、金属アレルギーとはどのようなものか、特徴や原因を紹介します。

金属アレルギーとは

金属アレルギーとは、アレルギー性接触皮膚炎とも呼ばれるアレルギー症状の一種です。特定の金属が肌に触れたり、体内に金属の成分が取り込まれたりすることで起こります。金属が肌に触れてかぶれるケースがほとんどですが、全身にさまざまな症状が出るといった例もまれにあります。

金属アレルギーの原因

金属アレルギーは、ピアスやネックレス、ベルトのバックルなどの肌に触れる金属が汗などの体液で溶け出してイオン化し、体内に入り込むことで発生します。金属イオン化した成分がたんぱく質と結合したものは、体内でアレルゲンとして記憶されます。アレルゲンとなった金属イオンが再び体内に入ってくると、体がアレルギー反応を起こしてしまうため、かぶれや痒みが出てしまうのです。

金属アレルギーは、特に夏に症状が出やすいと言われています。これは、夏場に汗をかきやすくなり、汗に反応して金属が溶け出すからと考えられるでしょう。

金属アレルギーが出やすい素材・出にくい素材

Leap of Lifeネックレス

金属アレルギーが出やすい素材と出にくい素材を知っておくと、ネックレスが選びやすくなります。ここでは、注意すべき素材と金属アレルギーが起こりにくい素材をチェックしていきましょう。

金属アレルギーが出やすい素材

汗などで溶け出しやすい素材は、金属アレルギーになりやすいと言えます。金属アレルギーになりやすい素材として代表的なものは、ニッケル、コバルト、クロムなど。ジュエリーやベルトのバックルなど、身に着けるものに特に多く用いられているのはニッケルです。そのため、ニッケルで金属アレルギーを引き起こすひとは多い傾向にあります。

4℃で扱っているすべてのジュエリーは、金属アレルギーが起こりやすいニッケル・コバルト・クロムを使用していません。

金属アレルギーが出にくい素材

金属アレルギーが起こりにくい素材として特に代表的なものは、プラチナとゴールドです。どちらも腐食に強く、汗に溶け出しにくいため、金属アレルギーの発症頻度が低い素材です。

ただし、ジュエリーに使われているプラチナやゴールドの純度は、100%以下であることがほとんどです。加工しやすいように硬度を調整したり、色味を付けたりする際に他の金属が用いられているためです。たとえプラチナやゴールドでは反応しなくても、含有している他の金属で症状が出ることも考えられるので、絶対に起こらないとは言い切れません。とはいえ、金属アレルギーが出やすい素材と比較すると発症率は低いと言えます。

また、プラチナとゴールドの他に、純度の高いチタンやジルコニウム、サージカルステンレスもアレルギー症状が出にくいと言われています。上記の素材は金属アレルギーが比較的出にくいですが、どの金属で反応するかは人によって異なります。トラブルを防ぐためにも、着用前にはパッチテストをするようにしましょう。

パッチテストの具体的な手順や、アレルギーの症状が出た際の対処法については、以下の記事を参考にしてみてください。

金属アレルギーでも着けられるネックレスの選び方

4℃のプラチナネックレス

金属アレルギーでも安心してネックレスを着用するには、選ぶ際にいくつかのポイントを押さえておくことが重要。ここでは、金属アレルギーが起こりにくいネックレスの選び方を紹介します。

金属アレルギーが起こりやすい素材は避ける

先述した金属アレルギーが出やすい素材を使用したネックレスは、避けるようにしましょう。どの素材で金属アレルギーが出るか分かっている場合は、その素材を選ばないようにすると発症リスクを下げられます。

また、近年ではニッケルフリーと書かれたジュエリーが多く流通しています。ニッケルでアレルギー反応を起こす場合、ニッケルフリーなら安心と思いがちですが、決してそうとも言い切れません。実は、ニッケルフリーはニッケルを全く使っていないわけではなく、僅かに含有していることがあるのです。そのため、ニッケルフリーの製品であっても注意するようにしましょう。

純度の高いプラチナやゴールドを選ぶ

金属アレルギーを予防するのであれば、アレルギーの発症頻度が低いプラチナやゴールド素材を選んでみましょう。他の金属の含有量が少ない純度の高いものなら、発症リスクを下げることができるでしょう。

ゴールドのネックレスには、10金や14金、18金など複数の種類があります。これらの数字が表しているのは金の含有量です。数字が高いほど純度が高く、24金が純金にあたります。純金は金属アレルギーの症状がほとんど出ないといわれることもありますが、ジュエリーの素材としてはやわらかく、そのままではあまり使用されません。一般に使用されるゴールド素材の中で、金属アレルギーが出にくいのは18金(金75%)になります。

金属アレルギーのひとがネックレスを着ける際の注意点

4℃のK18ネックレス

金属アレルギーの発症を予防するためには、ネックレスの着用方法や扱い方にも注意する必要があります。難しい内容ではないので、肌に負担をかけないためにもぜひ実践してみてくださいね。

着用時間を短くする

金属アレルギーの発症を予防するには、金属が肌に触れている時間をなるべく短くすることが大切。そのため、終日ネックレスを着けたままにするなどの長時間の着用は、避けた方が良いでしょう。

どうしても長時間ネックレスを着用したい場合は、タートルネックの上から着けるなど、肌に直接触れないようにするのがおすすめです。

水分や温度に注意する

汗などでネックレスが濡れたり高温の場所で着けたりしていると、金属がイオン化しやすくなり、アレルギーが起こりやすくなります。

運動をする時や、温泉、海水浴などの汗や温度変化が起こりやすいシーンでは着用を控えるようにしましょう。たとえ金属アレルギーの症状が出なくても、水分や高温はネックレスの変色などの劣化を招きやすいです。ネックレスを永く愛用するためにも、意識してみてくださいね。

ネックレスと肌を清潔に保つ

皮脂や汚れが付着したままの状態でネックレスを保管していると、金属アレルギーのリスクが高まります。身に着けた後のネックレスはやわらかい布などで拭き取り、ホコリが付かないように保管しましょう。

また、ネックレスを着ける時に肌を清潔に保つことも大切。汗をかいている状態で身に着けるようなことはせず、肌を清潔にしてから着用するとアレルギー反応の予防になります。

金属アレルギーが起こりにくい4℃のネックレス

4℃のプラチナカラーネックレス

4℃のジュエリーは、金属アレルギーが起こりやすいニッケル・コバルト・クロムを使用していません。ここでは、金属アレルギーが起こりにくいおすすめのジュエリーを紹介していきます。

1粒ダイヤモンドのプラチナネックレス

オンオフを問わず身に着けやすい1粒デザインのネックレス。プラチナとダイヤモンドの輝きが、胸元に洗練された印象をプラスしてくれます。

リボンモチーフのイエローゴールドネックレス

華やかな印象のイエローゴールドネックレス。やわらかいディテールが、愛らしさを演出してくれます。ダイヤモンドの輝きも、美しいアクセントになっています。裏表リバーシブル使いが可能なので、気分に合わせてニュアンスの違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ロングタイプのイエローゴールドネックレス

流れるようなラインにパールをあしらったネックレス。ロングタイプなので服の上から身に着けやすく、肌への負担を少なくできます。

金属アレルギーを予防するためにも上質なネックレスを身に着けて

4℃のピンクゴールドネックレス

金属アレルギーのひとでも、素材や着用方法に気を付ければネックレスでのおしゃれを手軽に楽しめます。プラチナやゴールドのような上質な素材は、一生物のジュエリーにも最適。本記事を参考に、ぜひネックレスを選んでみてくださいね。

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