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指輪の修理はどうするべき?お気に入りを永く愛用するために

December 17, 2019

お気に入りの指輪はずっと愛用したいもの。しかし、大切にお手入れしていても、いつの間にか傷やゆがみができていた、なんてこともありますよね。あるいは指のサイズが変わって、抜けなくなったりくるくる回るようになってしまったり…。こんな指輪のトラブルで、「もう使えない…」としまい込む前に、修理に出すことを検討してみてください。

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指輪の修理はどこへ相談する?

4℃ リング

指輪の修理は、購入したショップをはじめ、ジュエリー専門店などで対応してもらえます。自宅から近い、料金が安いといった理由で依頼先を選ぶ人もいるでしょう。しかし、実のところ、どこへ頼むのがいちばんよいのでしょうか?ここでは指輪の修理を受けているところや、それぞれの特徴について紹介します。

購入したショップ

自宅や勤務先の近くに購入したショップがあれば、まずは対応可能か問い合わせてみましょう。サイズ直しであれば初回または購入後一定期間は無料で行っていることが多く、その他の修理についても対応してもらえます。何より、その指輪について豊富な知識を持っているので安心して相談できます。

修理を依頼する時は、保証書や取り扱い説明書など、そのショップで購入したことを証明できるものを持参しましょう。郵送する場合にも必ず同梱してください。なくても対応はしてもらえますが、本来なら無料で受けられるサービスが有償になることがあります。

購入店以外のショップやジュエリー専門店

修理の必要な指輪の購入店以外のショップや、ジュエリー全般を取り扱う専門店でも、同じブランドであれば修理に対応してもらえます。保証書や取扱説明書と一緒に持参して相談してみましょう。オンラインショップで購入した指輪に修理が必要な場合も同様です。

近くにショップがない、という人は、ブランド本店やオンラインショップの問い合わせ先に連絡してみてください。郵送での依頼に対応していることもあります。

ジュエリー修理専門店・ハンドメイド工房

指輪に限らず、ジュエリー全般の修理を専門に行っているショップや、オリジナルでジュエリーを製作しているハンドメイド工房などでも、指輪の修理を受けていることがあります。依頼する場合には技術の確かなところを選ぶようにしましょう。

また、こうした業者が修理をしたものは、以後正規ショップではアフターサービスが受けられなくなることもあります。よく確認した上で選択するようにしてください。

指輪のよくあるトラブル、修理はできる?

「指輪の修理」と一口に言っても、その原因であるトラブルの内容はさまざまです。どのような修理ができるのか見ていきましょう。

サイズ直し

指輪の修理で最も多いのはサイズ直しではないでしょうか。女性は一生の間に妊娠や出産などで体型が変化したり、年齢を重ねると手元の印象も変わり、ピッタリだった指輪がはまらなくなったり、反対にゆるくなってしまったりすることは珍しくありません。

指輪のサイズを大きくするには、切り離して素材を足したり、叩いて伸ばしたりするのが一般的です。しかし、どの方法でも、デザインに影響がないように、どの部分に手を加えるかしっかり決めておく必要があります。また、石の再セットや刻印の打ち直しをしなくてはならないこともあります。

縮める場合には、やはり指輪をいったん切断して余分を切り取ったり、内側にパーツを加えて内径を小さくしたりする方法が使われます。こちらも全体のバランスを見ながら行わなくてはなりません。「技術が必要」といわれるのはこのためです。

表面の傷

ゴールドやシルバー、プラチナは「貴金属」と呼ばれていても、ステンレスやチタンなどに比べるとはるかに柔らかい素材です。毎日着けているうちに、傷がついたり、表面が変色してしまったりすることもめずらしくありません。

薄く小さな傷やくすみ程度なら、柔らかい布やジュエリー用のクロスで磨くことで改善できますが、できるだけきれいにしたい時はやはり購入したショップやジュエリーの修理を行っているショップに相談する方がよいでしょう。

ジュエリー専用の研磨機で磨く、深い傷は埋めてから磨き上げるなど、傷を目立たなくして、購入した時のような輝きに近づけるさまざまな修復を行ってくれます。購入したショップなら、アフターサービスとして磨きを無料で請け負っているショップもあるので、まずは問い合わせてみてください。

変形・ゆがみ

傷と同様に、変形やゆがみも指輪に多く見られるトラブルです。気づかないうちにものにぶつけていたり、重いものを持った際に指輪に圧力がかかったり、日常の何気ない動作がダメージを与えていることもあります。

変形やゆがみに気づいたら、まず購入したショップに持ち込んでみましょう。軽いゆがみだからと、ご自身で何とかしようとするのはおすすめできません。余計に変形してしまう、デザインが崩れてしまうなど、さらなるトラブルに繋がる恐れもあります。また、自分で手を加えたために起こった変形やゆがみには対応してもらえなかったり有償になる可能性もあるので、避けた方が無難です。

石の留め直し

宝石を使っている指輪の場合、長く使っていると留めている爪がゆるんだり、地金から外れてしまうことがあります。気がついたら石がなくなっていた!という悲しいことにならないよう、ゆるみには早めに対処しましょう。

石のゆるみは、留め方に応じて修理を行います。例えば、爪で留めるタイプなら、爪をしっかり締め直したり、破損している場合は新しく作ってロー付け(溶接)したりして修復します。

指輪を購入したショップや、ジュエリーの修理を専門に行っているショップで対応してもらえますが、指輪のブランド以外のショップに頼む場合は、技術のある職人がいるところを選びましょう。また、見積もりを取ることも忘れずに。

指輪が外れなくなった

指輪が外れなくなる原因は、体型の変化やむくみによって指が太くなり、食い込んでしまうことです。無理に外そうとすると、指輪の破損や変形に繋がるだけでなく、指そのものにダメージを与えてしまう恐れもあるので注意しましょう。

まずは、ハンドクリームや石鹸で滑りをよくしてみてください。ほとんどの場合、この方法で外れるはずです。

どうしても外れなかったり、緊急で外す必要がある場合には、消防署へ相談してください。リングカッターを常備しているので、切断して外してもらえます。その後は購入したショップで問い合わせてみましょう。有償で修理を受けているところもあります。

指輪の修理は購入ブランドに相談

4℃ リング

指輪で困ったことがあったらまずは購入ブランドのショップに相談してみましょう。4℃でも修理に対応しています。

サイズ直し

指輪のサイズ直しは、初回無料で承っています。オンラインショップで購入した商品も対象になるので、取扱い説明書を持参して相談してみてください。2回目以降や取扱い説明書がない場合、再度刻印が必要な場合等は有償になります。

また、郵送でも修理申し込みに対応しています。あらかじめお近くのショップへ電話をした上で、指輪や取扱い説明書など必要なものを送りましょう。※送料はお客さまご負担

▼修理料金表
サイズアップ:プラチナ/4,000円、その他/2,500円
サイズダウン:プラチナ /3,500円、その他/2,000円

石の留め直し

指輪の石が緩んでしまっても、購入後保証期間内なら無料で留め直しに対応しています。また、石が外れて紛失してしまった時は、有償での新しい石の購入や留め直しが可能です。普段からメンテナンスをしておき、緩みに気づいたら早めに修理してもらうようにしましょう。

▼修理料金表
石留め:1カ所につき800円

指輪の表面の傷は、細かいものであれば有償の「磨き」という修理を行い、きれいな状態にすることができます。ただし、深いものは対応しきれない場合もあるので、購入したショップで相談してみてください。

▼修理料金表
磨き:シルバー/1,000円、K10・K18/1,500円、プラチナ/2,000円

再コーティング

ホワイトゴールドの商品は、輝きをより鮮明に出すためにロジウムコーティングされています。時間の経過や使用によって摩耗してきた場合は、有償で再コーティングを承っています。

▼修理料金表
コーティング(メッキ)加工:シルバー・K10・K18/2,000円

クリーニング

アフターサービスのひとつとして、全国のショップで専用の洗浄機による無料クリーニングを行っています。指輪は皮脂や汗などで汚れやすいので、定期的にメンテナンスして、トラブルの有無をチェックするとともに、いつまでも輝きを保てるようにしましょう。

大切な指輪は修理をして永く愛用しよう

4℃ リング

指輪は必要に応じたメンテナンスや適切な修理をすることで永く愛用することができます。困った時はまず購入店に相談してみましょう。

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