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プレゼントの選び方&おすすめアイテムを男性目線・女性目線で徹底解説【2023クリスマスコレクション】

November 2, 2023

年に一度のスペシャルな季節。近づくたびに心躍るクリスマスシーズンがまもなく到来。1年間頑張った自分へのご褒美や、大切な方へのギフトに何を選ぶか?考え始めている方も多いはず。そこで今回は女性&男性目線それぞれの選び方のコツなどをお届け。限定アイテムや細部までこだわりつくした4℃らしいデザイン展開にも注目です。

サムネイル

(写真左)4℃ ブランドディレクター 清水淑恵さん
(写真右)4℃ ジュエリー商品企画マネージャー 牛村晃也さん

2023年のコンセプトは「BLESSING BLUE-祝福はきらめきの中に-」

何十年も着け続けられるアイテムでありながら、クリスマスの高揚感もある4℃らしいデザインを追求

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清水:今年は名前の通り「青」がテーマ。空の澄みわたる青、海の深い青etc.永遠に変わらない豊かな青色からインスピレーションを受けた素敵なコレクションになりました。青って「サムシングブルー」や「幸せの青い鳥」など、HAPPYを呼び込んでくれる色でもありますから、クリスマスに永遠の幸せをお届けしたいという意味も込めています。

牛村:テーマが決まったら私たちMDとデザイナーとでどんなデザインにしていくかを進めるのですが、こだわりたいことも多く、今年は特に時間掛かりましたよね。毎年クリスマスコレクションは多くの方から求められることもあって、作る側としては一番プレッシャーでもあり、やりがいも大きいコレクションです。

清水:そう。本当に大変でした……。クリスマスって年齢や性別問わず1年の中でも特別なんですよね。だからこそ、そんな幸せいっぱいなクリスマスに、どんなジュエリーがふさわしいか?を考え抜いて、調整に調整を重ねた日々でしたね。

牛村:街もキラキラした雰囲気になりますし、ジュエリーにもクリスマスらしい高揚感やスペシャル感はほしい。でもキラキラさせすぎたり、尖ったデザインにしてしまうと、20年後30年後に着けにくくなるかもしれない。

清水:かといってシンプルすぎるデザインだと、クリスマスの特別感が足りないんですよ。だからこそ、このいい所のバランス感を考えるのが、本当に大変でしたね。

牛村:今回は企画から完成までに10カ月くらいかかりましたが、石の輝きを重視した全体的に大人なデザインが完成。デザイナーの力もあり、クリスマスらしい高揚感もありつつ、一生着けられるようなシンプルさも感じられるコレクションに仕上がっています。

清水:20代で買っても年齢を重ねても、ずっと使える落ち着いたテイスト。尖りすぎないのにオシャレでどなたでも着けやすい。というのは、まさに4℃らしさだと思うので、ブランドの集大成というようなコレクションになっているのではないかと思います。

今回のメインアイコンは月、オリジナルカットにもこだわり

牛村:女性だけじゃなく、男性にも受け入れられるモチーフをと考え、2023年のモチーフは「月」になりました。特に今回は、1つの月でなく「ダブルムーン」にした点が新しい試みです。

清水:イメージは、空の青と海の青に浮かぶ2つの月。青い空に浮かぶ月が輝き、海に反射して揺らめく。そんな幻想的な情景を閉じ込めました。

牛村:月は人気のモチーフでもあるので、普通になりすぎないように何度もブラッシュアップしました。このダブルムーンのデザインにたどり着くまでには大変だったのですが、今年ならではの素敵なモチーフとなっています。

清水:今回はカットにも注目してほしいですね。「BLESSING CUT」という「祝福」の意味を持った4℃オリジナルカットで「あなたと大切な人々に祝福がありますように」という願いを込めた、クリスマスだけの特別なカットで本当に綺麗。

牛村:輝きをしっかりと感じられるカットで、細部にまで繊細にこだわっているので、ぜひショップで実物を見てみてほしいですね。

【プレゼントを贈る男性へ】最適なジュエリー選びのポイント教えます

普段はジュエリーを買い慣れていない男性でも、クリスマスは大切な方へのジュエリー選びをする方も多いはず。そこでここでは、男性から女性へジュエリーを送る際のポイントをお聞きしました。

POINT1:サイズがわからなくてもプレゼントできるアイテム

牛村:リングだとサイズがわからないとなかなか買いにくく、ピアスは最近開いてない方も多いので選びにくいもの。その点、特にサイズが関係ないネックレスは、男性からのプレゼントで選ぶにはおすすめアイテム。

清水:特に今回のコレクションはシンプルなデザインながら豪華さもあり、ファッションのジャンルを選ばず、どなたでもお使いいただけるものを揃えていますので、サプライズ初心者さん向けのアイテムとも言えますね。

写真左から

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牛村:今年ならではの特別アイテムとしては、時計と2連のブレスレットのセット商品もおすすめ。こちらもサイズに関係なくプレゼントできます。12時の位置にダイヤモンドを使用しているので、程よい煌めきがあり高級感もあるのがポイントです。

清水:セットのブレスレットも「ただ時計についてくるブレスレット」ではなく単体でも楽しめるよう、2連にしてしっかりと存在感を出したのもこだわりです。このケースも高級感があるので、プレゼント映えしますよ。

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POINT2:今年ならではの特別感を大事にする

牛村:シンプルなものでももちろん良いのですが、いつでも買うことができる定番アイテムよりも、2023年の今しか買えないアイテムを選ぶことで、今年ならではのふたりの思い出にもなり、お互いにとって唯一無二の特別なジュエリーになるはず。何年後かに今年の2023年を一緒に思い出したりできるのも素敵ですよね。

清水:シンプルなアイテムだとしても、例えば今回のペア限定ジュエリーであれば、2023年の刻印が入っていますから、今年ならではの思い出をつくることができるのでおすすめです。

写真左から

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POINT3:サプライズで渡すなら、プロ目線のアドバイスももらう

牛村:せっかくプレゼントをするなら、お相手が本当に欲しいと思うデザインを贈りたいですよね。本来ならばふたりでショップに行き、実物を見て試着しながら選ぶのが一番良いのですが、サプライズで贈りたいという方には難しいですよね。
そこでおすすめなのが、ショップでスタッフに相談しながら選ぶこと。「ジュエリー屋さんって女性の方ばかりで男は入りづらいんじゃないか」と心配な方も大丈夫です!特にこの時期はプレゼント用にジュエリーを選びに来る男性って多いですし、案外サラッと入れます。

清水:何を選んでよいかが分からないのは当たり前なので、経験豊富なスタッフに何でも相談して大丈夫。ポイントは、お相手の好きな雰囲気や、普段の服装のジャンル(可愛らしい感じ?カッコいい感じ?など)をざっくり伝えること、いつもしているジュエリーの感じなども分かる範囲で伝えられると、贈る相手にぴったりのアイテムを選んでもらいやすくなります。

牛村:もちろん予算もあると思うので、ざっくりとした予算感だけでも考えておくと、店頭で相談する際もスムーズ。予算がかなり限られている場合でも、スタッフが予算に合わせてピックアップしてくれるので大丈夫です。

「男性から女性へ贈るアイテム」4℃MD牛村さんのおすすめはコレ!

牛村:男性が選びやすい、プレゼントしやすいという目線も入れて作ったのがこの雫モチーフのネックレスです。

▶サイズ関係なくプレゼントできるネックレス
▶どんな方でも着けやすいシンプルさ
▶定番にはないこだわりのデザイン
▶12月の誕生石、タンザナイトを使っている特別感
▶今年だけの限定デザイン

男性目線で見たときに、ギフトに選びやすい要素を盛り込んでたどり着いたアイテム。「今年のクリスマスにプレゼントした」というスペシャル感もあり、4℃らしいデザイン性にこだわった、個人的にとても思い入れの強いアイテムです。

【一生モノのMYジュエリー】自分へのご褒美アイテム選びのポイント教えます

1年間頑張って、年末までたどり着けた自分に「お疲れ様!」の意味を込めて、ジュエリーを選ぶ方も多いですよね。そこで、ここでは自分へのご褒美アイテムを選ぶ際のポイントをお聞きしました。

POINT1:着けていて、目に入るアイテムを選ぶ

清水:自分へのご褒美用に買うなら、リングやブレスレットなど、着けている姿が自分でも目にすることのできるジュエリーや、しっかりと輝き感のあるものを選ぶのもおすすめのひとつ。例えばリングだったら、仕事中にふと手元を見ると、指を華やかに彩ってくれたり、ネックレスやピアスだったら、鏡に映った時にキラキラした存在感があると、すごくうれしいじゃないですか。目に入るたびにパワーも溢れてくるはず。そんな日常のモチベーションを上げてくれるようなアイテム選びをするのもおすすめですね。

清水さん着用分

清水さん着用分

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POINT2 一生モノを意識して選ぶ

清水:せっかくのご褒美アイテムだからこそ、時を超えて大切にしたい上質なアイテムを選びたいもの。お手軽に買うことができるカジュアルジュエリーとはちょっと違う、リッチな素材感やデザイン性も考慮して“一生ものジュエリー”をぜひ見つけて。
ずっと使うものだからこそ、自分の好みやお手持ちのジュエリーと合わせられるか、あれこれ選ぶのもまた楽しいですよね。重ねづけしやすいデザイン、シンプルだけどしっかり煌めきもあることなどもポイントに選んでみてください。

POINT3:今年ならではのスペシャル感を大事にする 

清水:4℃のジュエリーは、本当にずっと着けられるものなので、何十年後かに自分のジュエリーボックス開けたとき「あぁこれはあの年に買ったな」って思えるのが魅力でもあります。実際私も、昔買ったジュエリーを着けた際、そのときの時間にタイムスリップするような感じがあって「あの時、こういう気持ちだったな」って、懐かしく想いだします。きっと今年買ったものも一生忘れないと思うんです。だからこそ2023年“らしさ”があるアイテムがよりおすすめですね。

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POINT4:新しい年に向かって、また頑張るための原動力にする

清水:「ご褒美」というと、自分を甘やかしすぎかな……と罪悪感を持ってしまう方もいるかもしれませんが、自分自身で「お疲れ様」と労わってあげることは、とっても大事。
私自身も「自分へのご褒美」は毎年買っています。ご褒美は多めなタイプです(笑)。皆さんもきっと、お仕事や家事・育児、勉強など、日々やるべきことに追われている毎日に、時には疲れを感じる日もあると思います。だからこそ1年の終わりに、自分自身を労わって、心のバランスを整えるのがおすすめです。
次の新しい年に向かってまた頑張ろう!という原動力になるのが自分へのご褒美アイテムですので、ときめくアイテムを探しに、ぜひ一度ショップにいらしてほしいですね。キラキラしたジュエリーたちはただ見ているだけでも、心が元気になれますよ。

「自分へのご褒美として贈るアイテム」4℃清水さんのおすすめはコレ!

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大きい月の中に、小さい月を忍ばせたようなデザイン。このアイテムのポイントは「揺れ」。この揺れを作ることにすごく苦労したので、とっても思い入れの深いアイテムです。特に難しかったのは、実際身に着けたときに2つの月がきちんと重なり合い、イメージ通りの揺れ感をつくった点。しっかりと細部まで確かめながら商品作りを進めたかったので、通常は機械で原型を作るところを、今回は特別にアトリエ職人の手で一から、シルバーを使って原型を作ってもらいました。そうすることで、絶妙な立体感と揺れ感が実現。

2WAYで着けられるのもポイントで、日常で着けやすいサークルモチーフから、少し個性的な縦長のフォルムまで、様々なファッションと合わせてもらえるのもおすすめな点です。

限定ケースにも注目―大切な人のサプライズにも、自分へのご褒美にもうれしいスペシャル感―


清水:今回の限定ケースは本当にリッチなデザインでクリスマスにぴったりなんです。

牛村:今季限定のオリジナル「BLESSING CUT」ケースで、タンザナイトの美しい青の石に合わせて、ガラスを使っているので、キラキラ感がすごく重厚感あっていいですよね。

清水:これも本当にたくさんの試作品を作って、青の中でも、これじゃない、もう少し薄く、もっと濃い方がいいかなと試作を重ねてできた自信作!本物のガラスなので、青のグラデーションもとっても美しくできていますので、自分へのご褒美ジュエリーを入れておくとテンションが上がりそう。

牛村:プレゼントの際にはサプライズ映えもしますよね。すごく高級感があるので大人の女性にも喜んでいただけそうです。パッケージには2023年の年号も入っているので、10年20年後に見ても、しっかり今年の良い思い出が残るのもうれしいポイントです。


価格へのこだわりーたくさんのお客様に喜んでもらいたいという思い―

清水:クリスマスのプレゼントだからといっても、皆さん予算は決まっていると思いますので、価格帯ごとのご紹介もしていきたいと思いますが、私たち側の予算も調整が大変でしたよね……。

牛村:そうですね(汗)。いくら素敵なものを作っても、値段が高価すぎて買っていただけなかったら全く意味がないですから。クオリティの高いアイテムで、かつ、みなさまが買いやすい値段に調整していくのは、なかなか大変でしたよね。

清水:昨今の素材や地金の高騰など、いろんな逆境があって正直つらかったです……(涙)。

牛村:本当、たくさんのお客様に喜んで買っていただけるものをつくらなきゃ!という思いだけでやっていますよね。今回はだいぶ大変でしたが、数々の調整にさらに調整を重ね、しっかりと高級感を出しながらも、お求めやすい価格帯に調整できたかなと思っていますので、ぜひ一度手に取ってお試ししてほしいですね。

清水・牛村:色々と大変な時代ではありますが、4℃のジュエリーを身に着けることで、少しでもHAPPYな気持ちになっていただきたい。そんな思いを込めて生まれた今年の「BLESSING BLUE」。2023年、皆さまのクリスマスが素敵なものでありますように、そしてこれからも長く愛用し続けていただけるアイテムになりますようにと願っております。

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