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一生モノのパールジュエリーの選び方とは?一緒に揃えたいコーディネートも紹介
January 17, 2021
純白の輝きが美しいパールを使ったジュエリーは、身に着けるだけで上品な印象に仕上がる人気のアイテム。冠婚葬祭だけでなくカジュアルな普段使いもできるパールは、永く愛用することが可能です。この記事では、パールの魅力やパールジュエリーの選び方、パールジュエリーを使ったコーディネートを紹介します。

上品に輝くパールの魅力

パールは古くから世界各地で愛されてきた宝石です。パールの上品な輝きに心惹かれる女性も多いのではないでしょうか。まずはパールの魅力や石言葉について見ていきましょう。
純白の輝きが美しいパール

パールは貝の中で生成される宝石の一種。シンプルなデザインのパールジュエリーであれば、慶弔問わず身に着けられるため「一生モノのジュエリー」として、多くの女性から愛されています。
パールの由来・逸話

パールの語源はラテン語で「洋ナシ」を意味する「Pearl(ピルラ)」。パールのかたちが果物に似ていたことに由来しています。
独自の美しい光沢を持つことから「月のしずく」や「人魚の涙」に例えられ、古くからジュエリーとして身に着けられてきました。日本での歴史も古く、縄文時代の遺跡からもパールが発見されています。
また、昔は宝飾品としてだけでなく、化粧品や薬の材料としてパールを利用していました。古代エジプトのクレオパトラがパールを酢に溶かして飲んだという逸話も残されています。
パールは6月の誕生石

誕生石はそれぞれの月にちなんだ宝石のこと。自身の誕生石を身に着けていると、幸せが訪れるといわれています。パールはムーンストーンと同じ6月の誕生石です。石言葉は「健康・長寿・富」などで、その清らかで純白のイメージから、身に着ける人を守ってくれるといわれています。
パールの種類

生きた宝石であるパールは、生成される貝によってさまざまな種類があり、それぞれに違った魅力が備わっています。主要なパールの種類とその特徴を見てみましょう。
アコヤパール
いちばん聞きなじみのある種類は、アコヤ貝から生成される「アコヤパール」でしょう。「和珠」とも呼ばれ、取り引きされているほとんどが日本産。キメの細かさや上品な光沢が魅力です。ほとんどのアコヤパールはホワイトやクリーム色ですが、ピンクやグリーンなどのカラーもあります。
白蝶真珠
白蝶貝から生成される「白蝶真珠」は、オーストラリアや東南アジアなど、暖かな海で生成されるパール。真珠層が厚くてパールのサイズも大きめのものが多く、華やかさが魅力のひとつです。
黒蝶真珠
黒蝶貝から生成される「黒蝶真珠」は亜熱帯〜温帯の海で生成され、タヒチで採れるものが有名です。ブラックパールとも呼ばれておりますが、カラーはブラックのみではなく、ブラウン・グリーン・ブルーもあります。
淡水パール
「淡水パール」はその名のとおり、川や湖などの淡水に生息する貝から採れるパールで、ジュエリーにも多く取り入れられています。主な生産地は中国や日本。シワの少ないものほど価値が高いとされています。さまざまなかたちのものが採れるため、ジュエリーのデザインも幅広いです。
パールジュエリーの選び方

パールのジュエリーを選ぶ際に、どんな点を重視して選べば良いのか分からない人も少なくないでしょう。続いては、サイズを選ぶ際の基準や質の良いパールの選び方を紹介します。
おすすめのパールのサイズ
大ぶりのパールはフォーマルなシーンに、小ぶりのパールはカジュアルな普段使いが一般的です。シーンや気分によってお好きなものを選んでいただくのがジュエリーの楽しさですが、選び方がわからないという人には年齢によってもある程度似合うサイズの目安があります。
20代におすすめなのは、7~7.5ミリほどの控えめサイズのパール。上品さを纏いたい時やパーティーシーンに活躍します。
フォーマルな場も増えてくる30代は、8ミリほどのパールがおすすめ。結婚式や子どもの入学式、卒業式などにも着けていけます。
大人の魅力を兼ね備えた40代になると、8ミリ以上の大きさを着けても悪目立ちしません。パールの輝きが首の周りを華やかにして、若々しく魅せてくれます。
巻きが厚いものを選ぶ
パールの核を巻いている「巻き」が厚いものを選ぶようにしましょう。巻きが厚いものほど複雑な色合いが重なって神秘的に輝きます。巻きが薄いものは中の核が透けて見えるので、自然の光に当ててみると分かりやすいです。
照りが良いものを選ぶ
照りとは、いわゆる光沢のこと。巻きが厚く滑らかなものほど照りが良くなります。照りが良いパールは表面に映るものがはっきりし、内面から深みのある輝きを放ちます。照りが悪いパールは外見はきれいに見えますが、像がぼんやりして輝きに深みがありません。
キズが少ないものを選ぶ
パールのキズは自然に付いたものと、加工時に付いたものがあります。貝の中で真珠がつくられる過程で自然に付くキズは「エクボ」と呼ばれ、天然真珠の証として重宝されています。とはいえ、キズは少ないことに越したことはないため、できる限りキズの少ないものを選ぶと良いでしょう。
できるだけ真円のかたちを選ぶ
パールは完璧な丸のかたちに近いほど、価値が高いとされています。いちばん価値があるのは、真円のラウンド型。左右対称のきれいなかたちをしたドロップ型も、希少価値が高めです。
パールジュエリーを使ったコーディネート
パールジュエリーはコーディネートを洗練された雰囲気に仕上げてくれるアイテムなので、手持ちに加えておくと重宝します。ここでは、パールジュエリーを使ったコーディネートをチェックしていきましょう。
結婚式のドレスに合わせるパールジュエリー
華やかで上品な印象を与えてくれるパールジュエリーは、結婚式や二次会のドレスにもぴったり。お祝いの場にふさわしい気品を添えてくれます。ただ、結婚式は花嫁が主役の場です。そのことを心に留め、華美にならない繊細なデザインのパールジュエリーを選びましょう。
ブラックフォーマルに合わせるパールジュエリー
涙を象徴しているといわれているため、パールはお葬式などの弔事の場で身に着けても良いジュエリーとして知られています。ただ、さまざまなマナーがあるので注意が必要です。アイテムはイヤリング(ピアス)とネックレスに留め、カラーは白・黒・グレー・薄いブルーのものを合わせましょう。
また、ピアスであれば一粒、ネックレスであれば一連タイプのものを選びます。サイズが大きくデザイン性のあるピアスは華美な印象になり、二連のネックレスは「悲しみを繰り返す」という意味があるので、弔事の場には向きません。
レディーらしくシックにきまるパールジュエリー

流行のクラシックスタイルとも相性の良いパールジュエリー。シックなデザインを取り入れれば、レディライクなムードがより高まります。フェミニンなボウタイブラウスやエレガントなセットアップにパールジュエリーを合わせれば、デートにもぴったりの上品なスタイルに仕上がります。
パールの輝きを楽しむ4℃のジュエリー
気品漂うパールのジュエリーはひとつは持っておきたいアイテムです。4℃は上品なジュエリーを扱うことで知られるブランド。豊富なデザインの中から4℃のおすすめパールジュエリーを紹介します。
淡水パールのネックレス

K18イエローゴールド ネックレス 価格:¥34,000+税
動くたびにパールが揺れて輝く、Y字タイプのネックレス。2石のダイヤモンドが首元に気品を添えてくれます。エレガントなデザインで、さまざまなコーディネートに活躍しそうです。
一粒パールが輝くブレスレット

K10イエローゴールド ブレスレット 価格:¥28,000+税
一粒パールが控えめで可愛らしい印象のブレスレット。シンプルながらもダイヤモンドとの組み合わせで、上品な女性らしさを引き立ててくれます。イエローゴールドの優しい輝きが華やかに手元を彩ります。
パールとダイヤモンドの可憐なピアス

K18イエローゴールド ピアス 価格:¥38,000+税
優しく輝くパールにダイヤモンドが添えられたピアス。どちらの存在感もあり、華やかな印象を与えてくれます。洗練されたデザインで、トレンド感も忘れません。幅広いコーディネートで活躍しそう。
パールの保管方法とお手入れ方法

普段使いだけでなく、冠婚葬祭においても何かと活躍する機会の多いパールのジュエリー。これからも永くお付き合いしていくためには、保管方法やお手入れ方法も知っておきましょう。
保管方法
パールは表面が傷付きやすい宝石です。ジュエリーボックスの中で仕切りをつけるなどして、他の宝石とは離して単体で保管してください。
パールは乾燥した場所に置くと枯れた状態になりますが、湿気が戻ると膨張します。これを繰り返してしまうと、ヒビが入ってしまうことも。熱や紫外線にも弱いので、直射日光が当たる場所や、高温・多湿・極度に乾燥する場所に置かないよう気を付けましょう。
お手入れ方法
パールはデリケートな宝石。化粧品や洗剤、果汁ジュースなどの食品に含まれる酸や化学物質によって、変色や溶解のおそれがあるので注意が必要です。身に着けた後は、やわらかな乾いた布で汗や汚れを拭き取りましょう。
パールの一連ネックレスなどは、永く愛用していると伸びや擦れによって糸が弱くなるので、2〜3年に一度、糸替えをすることをおすすめします。
パールのエレガントな輝きを纏う

上品さと華やかさを併せ持つパールの美しさは可憐な大人の女性にぴったり。さまざまな場で活躍するパールジュエリーは、ひとつ持っていれば重宝するアイテムです。パールのエレガントな輝きを身に纏い、あなたの魅力をより一層際立たせましょう。
6月の誕生石は?清楚で神秘的な煌めきを放つジュエリー
6月の誕生石は「ムーンストーン」と「パール」。どちらもフォーマルなスタイルになじむのはもちろんのこと、カジュアルなファッションもシックにまとめてくれるアイテムです。この2つの誕生石が持つ意味や、おすすめジュエリーをご紹介します。